フランスの定番家庭料理アッシェパルマンティエ。
ミートソースの作り置きさえあれば簡単に作れるので、我が家でも定番。
ただ今回はこちらをフランスおかんもびっくりに魔改造していく。
見た目も華やか来客メシとしても十分戦力になる一品
【材料】
ジャガイモ 350g
片栗粉 40g
ミートソース(前回の作り置きを採用)
ほうれん草 1束
クリームチーズ 30g
長いベーコン 5-10枚くらい
ローズマリー 適量
タイム 適量
塩 適量
ソース
赤ワイン 50cc
みりん 50cc
砂糖 20g
醤油 50cc
本体から出た油 適量
【下拵え】
ほうれん草はよく洗ってからさっと塩茹でしておく
ジャガイモは皮を剥き、火が通りやすいように乱切りにする
【手順】
下拵えの終わったジャガイモ
を500wの電子レンジで10分ほど加熱
フォークが楽に通るくらいまで加熱。
【ここから気合いの魔改造①】
ボールに移したジャガイモに片栗粉(ジャガイモの10%の重量)をと塩少々(0.8%くらい)を加え熱いうちはフォーク、人間がギリ触れる温度になったら素手も使いしっかり捏ねる。
捏ねている明らかにモチモチしてくるので
ここで熱さに打ち勝った自分を褒めながらもう少し捏ねたのち、一纏めにして粗熱をとる。
茹で上がったほうれん草を3cmの長さに切りそろえ、クリームチーズと和える
型にベーコンを敷き詰める
形なんて何でもいい。牛乳パックでもできるし、今回の料理なら最悪無くても出来る。
ただ人に出すなら角がしっかり出る様な形を使うと本当に自己満足度が高くなる!
ベーコンの上に先ほどのジャガイモ
ミートソース(前レシピ参照)
和えたほうれん草
さらにジャガイモの順に重ねて
ベーコンの残りの部分で包み込む。
ここでベーコンケチらない方が良き
ベーコンが縮んで焼き上がりの頭頂部に哀愁が漂うので
ベーコンで包めたらローズマリー、タイムを少しだけまぶし
200度のオーブンで20分程焼く。
ベーコンのヤキがナヨかったら
追加で焼いてください。
しっかりベーコンに焼き色ついたら
型のまま少し冷ます。
※このときに型に浮いている油を少し別容器にとっておく
【魔改造②】
その間にソースを作る
まず赤ワインをフライパンで煮詰める
赤ワインが最初の分量から1/3くらい(黒く照りが出るまで)煮詰める
煮詰まったらみりん、砂糖、醤油を分量加えてみりんのアルコールが飛ぶまで煮切る
中火にかけたまま、先程とっておいた油をスプーン一杯ずつ位、数回に分けて加える
※油を加えながらしっかり混ぜることでソースに濃度を出すと仕上がりがきれいになる。
ソースにすこしとろみがついたらOK
粗熱が取れたところで型から外し、切り分ける。
※切った瞬間に努力が報われる断面してるから、存分に見せつける盛り付けを施しましょう。
ソースを添えて完成。
指の細胞を犠牲にして捏ねることで、芋もち化したジャガイモが咀嚼を促す食感になり、芋が抱え込んだ肉のうまみを爆発させる。本家アッシェパルマンティエが素材の溶け合ったハーモニーを楽しむ優しい仕上がりなら、魔改造verはしっかり噛むことでソース、食材が口の中で重層感を生み出していく。そんな仕立ての一品を体験したい方は是非。
フランス家庭料理がしっかりパーティーメニューに化けるのでおもてなしにも最適です。
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